timeline

ブランド開発によって形成された無形資産で企業力を

ブランド開発によって形成された無形資産は企業力を高める

市場で競争力を高めるためには、ブランド価値を高める努力をすることは欠かせないものとなっています。そのため、企業規模に関わりなくブランディングとかブランド開発と呼ばれる施策を取り、知名度を高めると共に、顧客が持つイメージを高める働きかけが多方面でなされています。

このブランド開発とは、いくつかの要素を同時に考慮することで達成されます。一つは商品やサービスの機能としての価値を知ってもらうことです。商品の用途に合った質の高さ、もしくは価格の安さや使い勝手の良さという機能性がアピールポイントとなるわけです。多くの場合、企業は自社製品の質の高さを強調するために、スペックや原材料のこだわりなどを取り上げて宣伝します。しかし、どの業界でも競走がかなり激しくなっていて、それほどライバルとの質の違いというのは生まれなくなっています。また、質の差が生じている場合、価格差によって価値のバランスを取れるため、あまり質を強調してもライバルに勝てるとは限らない状況が見られます。

そこで、もう一つの要素である情緒という価値を前面に出すことが求められています。つまり、ブランドに接した時に顧客が持つ満足感や快適さ、高級感、感動といった気持ちを重視する戦略です。世の中には、単に質が優れているというだけの商品はあふれるほどありますので、そこからさらに価値を高める必要があります。その質の高い商品を使うことによって、ポジティブな感情を持つことができたという体験をアピールするのです。こうしたブランド開発をすることにより、ライバルとの差別化を図ることができますし、消費者も自社ブランドに対して強い思い入れを持つようになります。

こうした機能としての価値と同時に、情緒的価値を強調したブランド開発は、意味のある無形資産を形成することにつながります。無形資産とは、商品やサービスの開発や売り上げを支える、実物として触ることができない資産を指します。消費者が得る体験や感情、ブランドへの好印象というのはまさに価値のある無形資産と言えるでしょう。この無形資産を創ることができれば、その後の経営と営業戦略はスムーズに進んでいくことが多いです。すでに、ブランドイメージという方向性ができています。これは消費者が自社に対して望んでいるサービスの形でもあります。たとえば、たとえ高い商品でも高級感を味わえるものとか、味の良さだけでなく安心の素材を使った調理品といった感じです。こうした流れがすでに見えているわけですから、その路線で商品開発を進めていけば良いということです。

また、商品パッケージのデザインにおいても、確立されたブランドイメージを踏襲することができます。与えたいイメージが決まっていれば、ある程度のデザインはパターン化ができますので、効率よくアイディアを形にまとめられるようになります。特に、ロゴやコピー、キャラクターが存在していて、世間への浸透度が高い場合、メインとして据えるものを固定化できます。こうしてできあがったデザインは、様々なチャンネルに乗せて統一感のあるマーケティングとすることも可能です。テレビや雑誌、ダイレクトメール、SNSなど、複数のメディアを同時にマーケティングツールとして使うことが多くなっていますが、どの媒体でも共通するデザインを使うことで、より効果が高まります。その点でも、上手にブランド開発をしてイメージを統一できていると、効率の良い働きかけができるわけです。

このように、ブランド開発によって生み出された無形資産は、消費者が持つ印象を高め売上が向上するというメリットをもたらすだけではありません。企業活動そのものをシンプルかつ効率よく進められるように助けてくれるのです。特に、商品開発やマーケティング戦略というのは、毎回事前段階の検討や分析に時間を取られるものです。その点、明確なブランドイメージができていれば、そのレールに乗せるだけでスムーズにその後のプロセスを進められます。スピーディーな業務進行となり、より消費者のニーズに合ったサービスを提供しやすくなるというメリットもあります。

他にも、経営力を高められるという利点にも注目できます。その一つが、人材確保がしやすくなることです。多くの求職者は、年収や業務内容といった条件が同じであれば、より知名度が高い企業に就職したがります。その点で、ブランド力があり名前が知られている企業となることができれば、よりたくさんの求職者を集め、優秀な人材を選びやすくなるわけです。人材の豊富さは企業の力に直結するものですので、顧客へのアプローチだけではなく採用活動という面からも、ブランド開発の重要性を認めるべきです。

同じように、高いブランド価値を持つ企業だと、仕入れを始めとする取引がしやすくなります。信用度が増しますので、入手が難しい材料を回してもらったり、安価での仕入れが可能になったりします。結果的に利益率がアップしますし、よりオリジナリティのある商品を提供できるようになるわけです。

あめとつち株式会社は、ブランディングデザインによる企業成長のサポートをしている会社です。
デザインからマーケティングまで幅広い観点から課題解決を行っておりますので、お困りごとがある際にはぜひ私たちにご相談ください。

関連記事一覧

最新記事