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施策目的をアピールする「イベント、キャンペーンロゴ」

施策の目的をアピールできる「イベントやキャンペーンロゴ」開発のポイント

企業やブランドでは、定期的にイベントやキャンペーンを開催したり、設立XX周年記念など節目ごとにイベントを行うことがあります。その際には、イベントやキャンペーンロゴを開発し、マーケティングに生かすことができます。イベントやキャンペーンロゴの開発においては、施策の目的をロゴを見ただけでユーザーが視覚的に理解できるデザインであることが、とても大切です。例えば、会社やブランドのXX周年記念のイベントやキャンペーンを例にとってみましょう。1周年とか3周年ぐらいなら、まだ企業としてもブランドとしても、若さがあふれるイメージを与えたいものです。右肩上がりに成長し続ける企業というイメージを与えるためには、イベントやキャンペーンロゴも華やかさや軽さを重視したデザインに仕上げることで、ユーザーへ期待通りの印象を与えることができます。

それでは、100周年ではどうでしょうか?企業やブランドが創立してから100年という歴史には、重みがあります。イベントやキャンペーンロゴ開発においては、華やかさや軽さよりは、伝統的な歴史とか重み、そして優雅な雰囲気を醸し出せるデザインに仕上げたほうが、100年という歴史をユーザーにも視覚的に伝えやすくなります。

イベントロゴやキャンペーンロゴの開発パターンをご紹介

イベントロゴやキャンペーンロゴの開発パターン

イベントやキャンペーンロゴの開発においては、いくつかのパターンがあります。1つ目は、もともとのコーポレートロゴやブランドロゴに並列となる形でイベントやキャンペーンロゴを開発するという方法です。企業としてのコンセプトやメッセージをロゴとして表現しながらも、通常のコーポレートロゴの上にキャンペーンやイベントを軽く乗せるだけで、大きくアピールしないタイプのロゴです。このタイプのロゴは、イベントやキャンペーンロゴが単体で大きな意味を持たないという特徴があります。そのため、企業やブランドのロゴと一緒に使う場合におすすめです。ロゴのデザイン自体はとてもシンプルなものが多く、場合によってはイベントやキャンペーンロゴの文字を変えることで別のイベントにも使えるメリットなどが期待できます。

2つ目のパターンは、企業名やブランド名よりも、イベントやキャンペーンに焦点を当てたイベントやキャンペーンロゴです。ロゴの色遣いやデザイン、採用するフォントなどは、どんな雰囲気を演出したいかによって、ブランドのイメージやブランドロゴ、そして企業ロゴなども念頭に入れながら、開発を進める必要があります。しかし、主役はあくまでもキャンペーンやイベントで、社名やブランド名はロゴの中に小さく表示されているだけでもOKです。このパターンのイベントやキャンペーンロゴは、具体的にどんなイベントやキャンペーンなのかをユーザーに明確に伝えられるというメリットが期待できます。もちろん、社名やブランド名もロゴの中に表示されているため、どのブランドのイベントなのかロゴだけでは分からない、ということはありません。

こうしたロゴは、イベントやキャンペーン関連のロゴデザインに精通しているデザイン会社へ発注するのが効率的です。また、コーポレートロゴやブランドロゴを発注した同じデザイン会社や制作会社を選ぶのもおすすめです。全体的な雰囲気を大きく変えることなく、イベントやキャンペーンの情報を追加したロゴデザインができるので、ロゴの統一性や一貫性を維持しやすくなるでしょう。

また、デザインが本業のデザイン会社で制作するロゴ開発ではなく、WEBや映像などの制作会社へロゴを発注する際には、ベースとなるデザインを社内で募集したり、利用者やユーザーから公募するなど、おおまかなデザインや依頼内容をあらかじめ定めておくと進行もスムーズです。また、このようなケースでは先に参加型のロゴ作成をするという企画を社内で検討してみたり、アイディア出しは社内でおこなうといった方法もあります。もちろん、初めからプロに任せてクオリティを重視しても良いのですが、イベントロゴなどの場合はキャンペーンの一環として、多くの人からデザインを募集するなどして、より多くの人がイベントやキャンペーンに対して、参加したい、応援したい、という気持ちになり、イベントの知名度もグンとアップしやすくなるといったケースもあります。

ただし、このようなイベントロゴやキャンペーンロゴを自分たちで考える場合でも、プロに依頼しイベントやキャンペーンを全面にアピールする場合でも「ブランドロゴやコーポレートロゴと全く共通性のないデザインや色遣いになってしまうことはNG」です。ロゴに表示する文字やデザインは、イベントやキャンペーンを意識したものにするのは、問題ありません。しかし、ブランドカラーがオレンジとホワイトなのに、イベントだからと言ってロゴがブルーとブラックでは、ブランドや企業との関連性が低くなってしまいます。必ずしも全く同じ色しか使えないというわけではないものの、視覚的に関連づけられる色遣いを選ぶことは、イベントやキャンペーンロゴの注意点と言えます。

XX周年記念のように華やかさが欲しいイベントやキャンペーンなら、ゴールドやシルバーなど光沢のある色味を活用するという方法などでも良いかもしれません。ブランドや企業のカラーを元に、ゴールドやシルバーを追加することで、全体的に華やかな雰囲気を演出できます。また、ダイナミック・アイデンティティによるイベントやキャンペーンのロゴデザインなら、動きのあるイベントロゴやキャンペーンロゴを作成することも可能です。どの媒体にどのようにロゴを表示するかによって、いくつかの種類を作成しておくというのも、良いマーケティング戦略の一つです。いかがでしたか?このようにイベントロゴやキャンペーンロゴのデザインにも力を入れることにより、見た目がそのまま「ブランドイメージの訴求へ」と繋がります。是非この機会にプロモーション等の企画と並行してイベントロゴやキャンペーンロゴも考えてみることをお勧めします。

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