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企業やブランドのアイデンティティを決めるロゴ開発

企業やブランドのアイデンティティを決めるCI/VI開発、ロゴ開発で注意したいポイントとは?

企業やブランドを立ち上げる際には、アイデンティティを確立するためにさまざまな作業が必要となります。ロゴ開発も、立ち上げと同時に行わなければいけない職務の一つです。企業やブランドのロゴは、企業の看板ともいえるデザインです。ウェブサイトはもちろんのこと、パンフレットや広告、レターヘッドに至るまで、その企業が関連するさまざまな媒体にロゴがプリントされます。

また、社会全体に対して企業やブランドが持つイメージを発信する政策は、CI(Corporate Identity)と呼ばれています。CI開発の中でも全体のデザイン体型やブランドロゴなどは、VI(Visual Identity)に分類され、視覚的に企業やブランドのイメージを表現できる開発が必要です。VIの中でもロゴ開発においては、開発過程でロゴガイドラインを決めておきましょう。ガイドラインを決めることによって、その後のデザインに統一性を持たせやすくなります。具体的にどんなガイドラインを開発すれば良いかという点ですが、ブランドのカラーやロゴの種類、許容サイズやアイソレーションエリアなど、細かい点を一つ一つガイドラインとして決めることができます。

ロゴ開発の大切な役割

ロゴ開発で注意点したいポイント例えばブランドロゴは、単なるロゴのデザインだけではなく、ブランドの世界観やメッセージを世界へ発信する役割りがあります。統一性と一貫性を維持することによって、ブランドをビジュアル的に世界へアピールできるでしょう。企業やブランドを立ち上げる際には、カラーをいくつか決めますが、ブランドロゴ開発においても、企業カラーを取り入れましょう。ユニークなカラーを選べば、ブランドに独自性を持たせることができます。そしてロゴ開発では、印刷物に使える最小サイズを決めておく必要があります。小さなサイズで印刷すると、ロゴの細かい部分がつぶれてしまい、美観を損ねるリスクがあります。そのため、規定したサイズよりも小さいサイズでは印刷できないというルールを決めることで、ブランドのイメージを守ることができるでしょう。またロゴが周囲の印刷から干渉されないためには、アイソレーションエリアも設定する必要があります。アイソレーションエリアはロゴ周辺の余白で、周囲の印刷がロゴに触れないように保護する役割があります。

またロゴ開発では、どんな色を採用するかという点も、とても重要です。ブランドのロゴ自体は、黒もしくは白の表示に限定されていますが、背景にどんな色を使うかは制限がありません。イラストの上にロゴを載せてもOKですし、グラデーションを掛けた背景の上にロゴを載せても問題ありません。大切なポイントは、背景色と表示色のバランスや色を考え、表示色がはっきり明確に認識できる視認性を考えるという点です。

ロゴ開発で注意点したいポイント

ロゴ開発で注意点したいポイント

1.親和性

ロゴ開発においては、いくつかの注意点があります。1つ目は、どんな表記にするかによって雰囲気が大きく変わるため、多くのパターンを比較検討する必要があるという点です。企業名をロゴにするのか、それとも略語やブランド名を使うのか、また漢字なのかひらがななのか、それともローマ字にするかによって、見た目の雰囲気が大きく変わります。フォントやロゴの配置場所、色によっても異なる雰囲気に仕上がります。企業やブランドが持つ世界観や発信したいメッセージにピッタリのロゴを開発しましょう。

2.持続性

2つ目の注意点は、先進性や成長性、そして普遍性を考慮するという点です。企業やブランドは、この先10年、100年と長い年月をかけて成長していきます。企業の規模やグローバル化しても、ロゴを変更せずに維持できる普遍性があることは、とても大切な要素です。また、時代や文化に影響されずに長く継続して使えるデザインにする事も、ロゴ開発では重要なポイントです。

3.独自性

3つ目の注意点は、オリジナリティのあるブランディングをロゴのデザインに反映させるという点です。企業設立やブランド誕生のストーリーをロゴに投影しても良いですし、一目見てどの企業のロゴか明確に分かるような独自性を持つことで、企業のアピールにも繋がります。

最後に

オリジナリティに関しては、ロゴを作成したら、市場に存在する他のロゴに類似したものがないかをしっかりチェックする作業を徹底することも大切です。意図的に類似ロゴに仕上げたつもりはなくても、うっかり類似したデザインのロゴを使ってしまうと、企業やブランドの信用問題にかかわるだけでなく、場合によっては法的問題の原因にもなりかねません。CI開発におけるロゴ開発は、レギュレーションに沿って行うことで、ロゴとしての機能や役割を最大限に発揮できる他、ブランドや企業のイメージ戦略の効果も期待できます。取り扱いにはくれぐれも注意が必要で、ロゴを改変することによって、企業やブランドのイメージが大きく変わることは少なくありません。そのため、ブランドのイメージを損ねないためにも開発時にはきちんとガイドラインを設定し、正しく使用することを徹底する必要があります。

あめとつち株式会社は、ブランディングデザインによる企業成長のサポートをしている会社です。
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