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ストーリーを伝えたい。「コーポレートロゴ」の役割り

ストーリーを伝えたい、「コーポレートロゴ」の役割りや開発時のポイントとは?

起業したら、VI(Visual Identity)開発の一環としてコーポレートロゴの開発を同時期に行うことが多いのではないでしょうか。CI(Corporate Identity)の位置付けとして、企業ロゴと呼ばれることも多いコーポレートロゴは、企業にとっては社のアイデンティティを示す大切な存在です。ロゴを見ただけで、どの企業のものなのか、そしてどんなサービスを手掛けているのかという点までユーザーに伝えられるのが、コーポレートロゴの理想形かもしれません。コーポレートロゴ開発では、ロゴに企業の理念や想いを反映させるとともに、社会へ向けてメッセージを発信したり、ユーザーに安心感を与えられるようなロゴ制作が必要です。見た目がオシャレでも、企業と全く関係ないロゴでは、企業のシンボルとしての役割を果たすことは難しいでしょう。

一般的にコーポレートロゴは、開発後にはWebサイトや名刺、広告や社員の制服、グッズなど様々な媒体に印刷されます。マーケティングにおいても、ロゴは欠かすことができないVI(ビジュアル・アイデンティティ)です。企業の理念や文化をデザインとして表現しているロゴであることは大前提ですが、ブランディングや他社との差別化を図るという点においても、コーポレートロゴは大きな役割があります。

コーポレートロゴを開発する際のポイント

ロゴを開発するためには、いくつかの方法がありますが、まずは自社にあった開発先を選定することが大切です。

コーポレートロゴを開発する際のポイント

まずは、開発先の選定から

①専門家へ依頼するケース

まず、1つ目はデザイン会社や制作会社へ外注するという方法です。ロゴ開発に関して多くの経験と知識、ノウハウを持つプロに依頼すれば、クオリティが高いオリジナルロゴを簡単に作成できるでしょう。また費用がかかるというデメリットはあるものの、完成度の高い仕上がりになるというメリットがあるため、失敗したくなければ実績のあるデザイン会社や制作会社へ発注するのが賢明です。ロゴ作成を行う会社は多くありますが、どこに発注するかによって、デザインや仕上がりは大きく変わります。また、制作だけではなく、ロゴ開発の過程でどの程度まで深く関与して進めてくれるのか?ブランディングの観点からも相談に乗ってくれるのかなど、会社ごとにかかる費用も異なるため、発注する前の事前リサーチが重要となります。依頼先となるデザイン会社や制作会社を選ぶ際には、これまでに「その会社が手掛けたロゴ開発の実績」を参考にしながら決めることをおすすめします。

②自社で開発するケース

2つ目の方法は、自社開発するというものです。起業したばかりの企業にとっては、制作会社へ依頼することは、大きな出費になりかねません。できるだけ低コストでロゴ開発をしたいなら、ソフトウェアを導入してコーポレートロゴを自社開発するという方法を検討してはいかがでしょうか。ロゴを自社開発すると、ロゴ開発にかかる費用を抑えられるというメリットがあるだけでなく、打ち合わせや調整作業など、一つ一つのプロセスを迅速に進められます。しかし、最低限のロゴ開発に関するノウハウやスキルがないと、ロゴが持つ効果を最大限に引き出せないというデメリットがあるため、注意しなければいけません。

③クラウドソーシングで開発するケース

3つ目の方法は、知人やクラウドソーシングを活用したスキルのある人材へリーズナブルな費用で外注するという方法が挙げられます。これは、プロの制作会社へ発注するよりも費用面でリーズナブルという点、そしてロゴ制作に関してノウハウや経験がある人材に作成を依頼できるという点がメリットです。しかし、どの程度のノウハウや経験がある人なのかは慎重に見極める必要があります。自社開発と制作会社への発注のちょうど中間に位置する方法と言えますが、トラブルやデメリットも多いため、注意しなければいけません。

そして、仕上がりの見極め

コーポレートロゴを開発する際には、いくつかのポイントを抑えることで、仕上がりが大きく変わります。どんなポイントを念頭に入れておけば良いのでしょうか。

①ストーリーや込められた意味の必要性

まず1つ目のポイントは、ロゴにストーリーや意味を持たせるという点です。コーポレートロゴは企業のシンボルとしての役割りを持っています。ストーリー性が高ければ高いほど、社外へ対する印象も強くなります。企業のコンセプトやブランディング戦略の点でも、ストーリーを持たせることは、とても重要です。

②使いやすい機能性

2つ目のポイントは、使いやすいロゴを制作するという点です。例えば、複数のカラーを使っているロゴは、カラー印刷した時にはカラフルで美しくみえます。しかし白黒の紙に印刷すると、単色となって美しさが半減してしまうでしょう。そうならないためには、ロゴ開発においてはどんな媒体へ印刷した時にも、イメージを損なわないことを念頭に入れる必要があります。複数の色にこだわるよりは、どんな媒体へ印刷されても強烈な印象を与えられるような、シンプルで力強いデザインの方がおすすめです。

③色の重要性

3つ目のポイントは、色遣いは競合他社と被らないように注意するという点です。しっかりと事前リサーチを行い、競合他社の企業カラーとかぶったり、類似することがないように注意しましょう。ロゴの色遣いは、見る人に対して視覚的に企業アピールをする役割があります。どんな色でも、オリジナリティのある色、そして競合他社と被らない色を採用しなければいけません。

最後に

最後に近年のロゴ開発の重要なポイントとしては、コーポレートロゴ開発と同時に、アプリのアイコン開発も並行して行うという点があります。コーポレートロゴをそのままアプリのアイコンにしても良いですが、小さな画面のスマホで見るアプリのアイコンは、コーポレートロゴよりもシンプルで見やすく、それでいて企業のブランディングをしっかり伝えられるアイコンでなければいけません。ロゴ開発と共通する部分が多いため、ロゴ開発とアイコン開発を平行することによって、工数を最小限に抑えながら2つの異なるロゴを作成できます。

あめとつち株式会社は、ブランディングデザインによる企業成長のサポートをしている会社です。
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