「自社のサービスや商品のブランド力を強化したいけど、方法がわからない」
「外部の専門家の意見を取り入れながら、ネームブランドを強化したい」
ブランディングのメリットは重々理解していても、実際のやり方が分からずお悩みの経営者の方は多いのではないでしょうか。
また商品やサービスへのブランディングを外部委託して、手間を省きたい方もいると思います。
そのため本記事では、ブランディングをコンサルに依頼する方法やメリットを解説します。
特にブランディングを今後したい方や、ブランディングに手間取っている方には必見の内容です。
ブランディングの重要性
ブランディングが企業にもたらすメリットは、以下の7つです。
- 優秀な人材の獲得
- 広告宣伝コストの削減
- リピート率の向上
- プレミアム価格で販売が可能
- 売上の拡大
- 新しい市場の開拓チャンス
- 資金調達コストの削減
企業のブランド力が高ければ、優秀な人材の獲得やビジネス市場の開拓、既存ビジネスの売上拡大など多方面でメリットがあります。
メリットは企業側だけでなく、顧客側からも商品を購入するときの選択コストの削減や製品の利用による精神的な満足も得られます。
ブランド力が高ければ、企業だけでなく顧客側にもメリットを享受することも可能です。
ブランディングはどのように行う?
ブランディングとは顧客に製品やサービスを認知してもらうための施策です。
そのためブランディングをするには戦略だけでなく、実施するための社内の協力も必要です。
ブランディングには以下のステップで行います。
1.ブランド名やロゴの創出
2.ターゲットとの結びつきや接点を作る
3.ブランドの発信方法を決める
4.自社ブランドが提供する価値を設定するブランドのアイデンティティを設定する
5.ブランドのコンセプトや方向性を決める
6.市場分析を行う
7.ブランディングの必要性を共有
ブランドの創出には、必ず市場調査やターゲットの設定をしなければなりません。
他にもブランドのコンセプトを決めるために、企業が「どのような価値を社会や顧客に提供できるのか」もしくは、「顧客の欲求を満足できるのか」を念入りに検討します。
ブランド名や発信方法は、戦略無くして認知されません。
そのため調査や準備が不可欠です。
こちらの記事では、ブランディングのステップごとに詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
【関連記事】ブランディングを実施する手法をステップごとに徹底解説
ブランディングを外部のコンサルに依頼するメリット
上記の通り、ブランディングを成功させるには多くの労働力とコストが掛かるでしょう。
最近では、ブランディングを外部に委託する企業も増えてきています。
外部に委託するメリットは以下の6つです。
- 専門家が持っている経験を得られる
- 求める結果を早く出せる
- リスクを減らせる
- 成功事例を多く持っている
- ノウハウを社内に蓄積できる
それぞれ詳しく解説します。
メリット①専門家が持っている経験を得られる
1つ目のブランディングをコンサルに委託するメリットは専門家の経験や知識を得られる点です。
大企業であれば、マーケティング部門を作れば問題ないかもしれませんが、中小企業にはそのような人的余裕はありません。
外部に委託して専門家に依頼したほうが、確実に望んだ結果が得られるでしょう。
外部に委託すれば、専門家の培ってきた知識や経験を元にブランディングを行います。
的確で専門的なアドバイスやブランディングの人材育成コスト削減が可能です。
そのためブランディングをアウトソーシング化すれば、専門的な知識や経験を安く容易に入手できます。
メリット②求める結果を早く出せる
ブランディングをコンサルティング会社に外部委託すれば、早くブランディングのメリットを得られます。
コンサル会社に外部委託することで、ブランディングの改善に向けて育成された専門家がサポートします。
そのため社員には必要な課題やタスクが明確になるので、早く行動と解決ができます。
他にも自社で対応するとなると、人材の育成や人材の選定、コストがかかるでしょう。
人材の選定を行っても、成果が出るまでには時間がかかり、素早く結果を出したい企業には難しいです。
以上からブランディングは外部に委託したほうが早くメリットを得られるのです。
メリット③リスクを減らせる
コンサル会社に外部に委託したほうが、リスクを減らせるメリットもあります。
自社でブランディングを考案しても、それが決して上手くいくとは限らないからです。
コンサル会社が検討するブランディングと自社で考案するブランディングでは、専門性の違いや経験によって前者のほうが有利です。
たとえ社内の人のほうが商品やサービスを知っていても、ブランディングは専門外なため思うような成果が出ないかもしれません。
逆にブランディングで企業のイメージを損なうリスクもあります。
メリット④成功事例を多く持っている
コンサル会社は、多くの企業や組織のブランディングに貢献しています。
そのため多くの成功事例やノウハウを持っているため、自社に合うアドバイスやブランディング手法を見つけられます。
自社と似たような事例から必要な行動プランや、今後起きるリスクへの対処、成果が出るまでの期間などの情報が得られるでしょう。
あるいは今後企業が成長するためには、どのようなブランディングがおすすめなのかアドバイスを受けることも可能です。
ブランディングを外部に委託すれば、他社の成功事例から自社にも同じようなメリットを得られます。
メリット⑤ノウハウを社内に蓄積できる
社内にブランディングのノウハウを蓄積できるのも、委託するメリットです。
専門家の意見や経験から学べば、社員でもブランディングの構築ができるようになります。
最終的には、コンサル会社に頼らなくても社内の人間でブランディングを最初から最後までできるようになるでしょう。
コストも削減でき、成果の出るスピードも向上するので、企業にとっては大きなメリットです。
そのためブランディングをコンサル会社に委託すると、ノウハウを得られます。
ブランディングを依頼できるコンサルの種類
ブランディングを委託するときには、コンサル会社の強みや自社にマッチしているかどうか確認しなければなりません。
以下の3つのコンサル会社が存在します。
1.ブランドコンサル
2.戦略コンサル
3.マーケティングコンサル
それぞれの特徴をくわしく解説します。
種類①ブランドコンサル
ブランドコンサルでは、ブランディングを起点にマーケティングやビジネス戦略に特化したコンサル会社です。
一部の企業にはデザイン系の機能を持った会社もあり、大手広告代理店のようにグループ会社を持っている企業も存在します。
種類②戦略コンサル
戦略コンサルは企業が抱える経営のサポートをします。
経営のサポートのためにブランディングの構築や、今までの経営ノウハウを活用したアドバイスが可能です。
経営からブランディングを検討するため、経営者が求めたロゴやブランド戦略ができます。
種類③マーケティングコンサル
名前の通りマーケティングを専門とするコンサル会社です。
ブランディングの立案や設計、実行はもちろん、企業が直面しているトラブルの改善を支援します。
しかしマーケティングには強くてもブランディングに強いとは限りません。
具体的には、デジタルに強い会社やデザインに強い会社など様々です。
そのためマーケティングコンサルに委託するときは、必ず過去の実績や見積もりなどを事前に確認しましょう。
ブランディングコンサルの選び方
結論から言いますと、ブランディングコンサルに適切な選び方はありません。
理由としては、ブランディングの概念自体が新しく、専門性の高い人材が国内外問わず少ないからです。
マーケティングに強い人材が多くても、ブランディングに特化した人材が少ないのが現状です。
アップルやGoogle、スターバックスのブランディングディレクターのような高度な人材獲得は困難でしょう。
幸いなことに最近では、海外のブランディング手法を国内にアレンジした手法を活用した人材が増えてきています。
またブランディングと言っても、総合的にどの企業でもできる人材や、一部の市場やビジネス形態に特化した人材など多種多様です。
今後ビジネスはより一層複雑化し、企業にとってブランディングは大きな武器となります。
自社に合う人材を探すには、企業が求める目標や市場を理解しなければならないでしょう。
ブランディングはコンサルに委託するのがおすすめ
ブランディングを成功させるには、社内の人材だけでなく、外部に頼る必要があるでしょう。
その時にブランディングを得意とするコンサル会社は、大きな支援となります。
今後ブランディングを考えているけど、コストや人材が足りない場合は外部委託をしてみてはいかがでしょうか?
社内で検討するよりも短期間で成果を出すことができ、ブランディングのノウハウも手に入ります。
あめとつち株式会社は、ブランディングデザインによる企業成長のサポートをしている会社です。
デザインからマーケティングまで幅広い観点から課題解決を行っておりますので、お困りごとがある際にはぜひ私たちにご相談ください。