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魅力を発信する「アウターブランディング」の開発

魅力を発信するアウターブランディングの開発

アウターブランディングとは、社外へ向けて企業やブランドの価値をアピールする営業活動を指します。営業活動の対象となるのは、企業の商品やサービスを利用するユーザーを始め、一般消費者や取引先など、多岐に渡ります。
ブランドの認知や成果といったことにも直結する大切な役割を果たすのが、このアウターブランディングなのです。
それでは、具体的に「アウターブランディングではどのようなことをするのか?」みていきましょう。

具体的なアウターブランディング方法は、大きく5種類に分類できます。


Step1

1つ目は、ブランドの定義やコンセプトの確立です。この作業は最初に行う必要があり、ブランドの大まかな方向性を決める役割があります。ブランドの立ち上げの際にも行うCI開発でもあり、ブランドの定義や意義、目的をしっかりと社内で再認識した上で、社外向けのマーケティング活動を展開するための基盤をこの作業で作ります。

Step2

2つ目は、ターゲットを設定する作業です。ブランドのコンセプトを踏まえ、具体的にどんなユーザー層へ訴求するのかを絞り込みます。商品やサービスの内容によっては、老若男女に幅広く受け入れられることが目標となるかもしれません。しかし多くの場合には、商品やサービスのターゲット層はある程度限定しやすく、例えば成人男性向けなのか、それとも主婦層をターゲットにしているのかなど、絞り込めます。ターゲット層を設定することによって、その後のアウターブランディングのより具体的な戦略の方向性を決めることが可能となります。

ターゲット設定をする事は、VI開発においても大きな影響があります。VI開発には、ブランドロゴを作成したり、商品のパッケージにプリントするデザインの開発、またイメージ広告やキャッチコピーの作成などが含まれます。この時、ある程度ターゲット層を絞り込んでおけば、VI開発における色やデザイン、ロゴなど細かい点を決定しやすくなります。例えば、成人男性向けの商品なら、デザインにはあまりこだわらずに、コスパが良くシンプルなパッケージの方が受け入れられやすい傾向があります。一方、働く20代女性向けの商品やサービスなら、細部にもこだわり、女性らしい雰囲気を感じさせてくれながらも機能的かつ実用的であることを、アピールする必要があるでしょう。

Step3

アウターブランディングの3つ目の方法は、自社のポジショニングを定める作業です。競合他社を分析して、市場における自社の立ち位置を客観的に把握します。ブランドの定義やコンセプトに基づき、どの位置になることを目標とするのかを決めていきます。ブランドのコンセプトが他社と被っている場合や類似している場合には、アウターブランディングをより戦略的に行う必要があります。他社との差別化を明確にした上で、自社商品やサービスの強みをユーザーに分かりやすく簡潔に提示することによって、市場におけるポジショニングを確立しやすくなります。

Step4

4つ目の方法は、インナーブランディングがあります。インナーブランディングとは、ブランドの価値や強みを社内で共有するという作業で、アウターブランディングとは対照的なブランディング戦略と位置付けられています。しかし、アウターブランディングとインナーブランディングには密接な関係があるため、インナーブランディング抜きでアウターブランディングを行うことはできません。

インナーブランディングとしては、社内における商品企画や経営企画、そして販売戦略などが含まれます。ブランドの一貫性を保ちながら、世界へメッセージを発信することが、インナーブランディングの役割りです。

Step5

5つ目の方法は、商品のキャッチコピーや広告によるマーケティング戦略があります。上記したVI開発も、このマーケティング戦略に含まれます。広告を出稿する際には、オリジナルソングを流したり、ユーザーが覚えやすいキャッチフレーズを打ち出すなど、広く社会にブランドの存在を知ってもらうための方法は多種多様です。

このマーケティング戦略においては、ブランドのロゴだけでなく、パッケージや広告に使用するカラーなど、色のコードをできるだけ統一させることが重要です。多くの媒体を使いながらも色によって一貫性を持たせることで、ブランドのイメージをユーザーに定着させることができます。


最後に

また、アウターブランディングには価格の設定も含まれています。商品やサービスを提供する際には、価格設定をしなければいけません。競合他社と比較して価格を付けるだけでなく、ブランドの強みや価値を市場のニーズと照らし合わせ、どのぐらいの価格なら消費者が「利用してみたい」と思うのかを設定していきます。価格設定に失敗すると、ブランドの売り上げが伸びなかったり、ブランドが目標としている市場におけるポジショニングに失敗するリスクが高くなります。そのため、入念な市場分析をした上で、テスト開発なども行いながら慎重な価格設定をする必要があるでしょう。

アウターブランディングに成功すると、ブランドの知名度が飛躍的に高くなります。多くのユーザーが、商品やサービスを求めることも予想できます。そのため、アウターブランディングにおいては、販売網のネットワーク拡張およびオンラインでの販売なども視野に入れた事業開発も必要です。

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