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ブランディングの効果とメリット 【続、コロナと戦う、ブランド力】②

ブランディングの効果とメリット【続、コロナと戦う、ブランド力】②

ウィズコロナ時代、アフターコロナ時代、新たな価値創造が求められるなか必要不可欠な戦略として注目されている「ブランド価値創造」に焦点を当てながら中小企業におけるブランド力向上のヒントを “ブランディングレポート” として全8回にわたりお届けします。

“Ame to Tsuchi, Inc. Branding Report”

ブランディングはさまざまな効果をもたらすものです。例えば価格競争に巻き込まれにくくなることや優秀な人材を確保しやすくなることなどが挙げられます。ブランディングをすることによって得られる効果について解説します。

商品・サービスと企業のブランディングは似て非なるもの

中小企業がブランディングを行ううえでまず押さえておきたいのが、「商品・サービスのブランディングと企業のブランディングは異なるものである」という話です。ここはわかりにくいことなので詳しく解説をしておきます。

例えばP&Gが提供しているファブリーズという商品があります。このファブリーズは嫌なニオイを消すものとして消費者に幅広く認知されており、絶大な支持を集めています。

ドラッグストアやスーパーマーケットで、面で陳列されていることから伺い知れるようにバイヤーからも売れ筋の商品として認識されています。ファブリーズはこのようにブランド商品として確立されている商品ですが、販売元を聞かれてP&Gと即答できる人がどれだけいるでしょうか。

もちろん有名な商品ですから答えられる人は多いと思いますが、それでも聞かれると困惑する人が多いことでしょう。このように商品と企業のブランディングにおいて格差が認められることがあるわけです。

一方、企業名は有名なのに商品・サービスが認知されていない事例も存在します。例えば花王です。

花王はブランド企業として幅広く認知されています。しかし、残念ながらよくよく見てみると花王の提供している商品だと消費者に認知されていないものもあります。このように企業が有名でも商品・サービスと企業名が一致しない事例も見られます。

商品・サービスならびに企業ブランディングの効果

さて、上記の点を踏まえたうえで商品・サービスのブランディング、および企業のブランディングの効果について解説していきましょう。

まずは商品・サービスのブランディングについてです。商品・サービスのブランディングの効果は2つあります。

一つ目は「ロイヤリティの向上」です。ロイヤリティとは、「消費者や顧客が特定の商品やサービスに強い愛着を持っている状態」のことを意味します。このロイヤリティが高まると、長期間にわたって、その企業が提供する商品やサービスを購入し続けると言われています。

いわば“お得意さま”ともいえる消費者や顧客は、中小企業が事業を継続していくうえで欠かせない存在です。お得意さまから選ばれる商品やサービスを提供していくことで、売上を安定させることができます。

二つ目は「価格競争に巻き込まれにくくなること」です。昨今、コモディティ化という言葉が広く流通するようになってきました。

コモディティ化とは、経済価値の低い一般的な商品として認知されてしまう状態のことです。コモディティ化すると、多くの場合、価格競争に巻き込まれ、次第に低価格での販売を余儀なくされてしまいます。

しかし、ブランディングにより同業他社の商品やサービスと差別化を行うことで、経済価値の高い商品・サービスとして認知され、価格競争に巻き込まれにくくなります。

次に企業のブランディングの効果についてです。企業のブランディングの効果も2つあります。

一つ目は「優秀人材の確保」です。ブランディングを行うことで、確固とした企業イメージが出来上がり、それに賛同した優秀人材が自然と集まってくるようになります。とりわけ昨今は採用難が続いています。こうしたなかでもブランディングに成功した企業は、採用に困っていないという現状があります。

二つ目が「従業員のモチベーションの向上」です。ブランディングに成功すると、従業員は自らこの企業に所属していることに対し、誇りを持つようになります。そうなれば、働く意欲や自己を律する力が自然と向上していきます。

つまり、ブランディングを行うことが従業員のモチベーション向上につながり、ひいては企業収益の向上につながるということです。

ウェブでブランディングを行うメリット

ここまでご説明してきたように、ブランディングを行うことでさまざまな効果を期待できます。

では、ブランディングをどのように行うのがよいのでしょうか。

まずおすすめしたいのがWebでのブランディングです。ウェブといってもホームページやSNS、YouTubeなど、さまざまなルートがあります。

最初は単一ルートを使ってみるのも一案でしょう。その後、それぞれを連携させてブランディングのルートを次第に確立されていくわけです。

今や、多くの人は検索から入る時代になりました。そんな時代において、Webでブランディングを行うことは企業にとって欠かせない要素のひとつです。しかも、Webでのブランディングは一般的に初期費用が低くトライしやすいのが特徴です。ぜひWebでのブランディングに取り組んでみてください。

最後に、いまも最前線で戦う医療従事者への敬意を表し、「ブランドの芽が絶えぬよう、戦う勇気、続ける勇気」を少しでも皆様へ届けられることを願います。

次回、1月23日配信予定の第3回は “中小企業の企業ブランディング手法” についてお届けします。
どうぞお楽しみに。

コロナ渦の「ブランド再構築やブランドの再定義」など、リ・ブランディングをお考えの皆様。
そして、「業態シフトやブランドシフト」など、新ブランドをお考えの皆様。
緊急事態宣言が解除された後も “新しい生活様式” を踏まえた早期の備えが必要です。
あめとつち株式会社ではブランディングの専門家として、皆様からのご相談を随時受け付けております。


Ame to Tsuchi, Inc. お問い合わせ Ame to Tsuchi, Inc. ブランディングプラン

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