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コロナと戦う、ブランド力(連載5/5)

このたびの新型コロナウィルスによる影響を受ける企業、特に中小企業が直面する経営危機に対して、ブランドの芽が絶えぬよう、
危機対応策をまとめたブランディングのレポートをここに公開します。

ブランドの危機対応策/その3
<いまは自宅や会社でも、オンラインの活動を>
6日に期限を迎える予定だった「緊急事態宣言」について、政府は対象地域を全国としたまま今月の31日まで延長しました。そして、ゴールデンウィーク明けの6日から本格的な事業再開を考えていた経営者様も多いのではないかと思います。この想定外の長期化で、企業の在宅勤務にも様々な課題が出てくるのではないでしょうか。早速今朝の時事通信やYahoo!ニュースなどでも “「新型コロナの影響は、企業が当初想定した以上に長期化し、底なしの様相だ。」「急きょ導入した大規模な在宅勤務では従業員へのケアが課題に浮上しており、制度見直しを急ぐ」 ” など、これからの企業の在宅勤務を課題とした記事を続々と配信しています。
また、実際に私たちの仕事でも企業への様々な影響が「日に日に広がっている」ことを実に身近に感じています。しかし、これまでの感染例をみても残念ながら「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」、つまり「人との間に距離を取る」ことしか今は手立てがないようです。

とはいえ、企業やブランドにとっては活動ができないのは死活問題です。
また、この新型コロナウィルスとの戦いでは「経済弱者や情報弱者から」巻き込まれてしまうという現実的な課題も残されています。

そこで、今回は自宅や会社でも「人と人との距離をうまく取りながら」、ブランドの活動を行えるオンライン手段を少しご紹介いたします。

すでに世の中は、オンライン化に向けて動きはじめていますので、こんな状況下でも経営者は、会社やブランドを良くしていくための道を見つけながら、新たな行動をし続けなければなりません。
そして、ブランド活動で行える「オンライン対策」といっても様々です。まず、真っ先に思い浮かぶのはホームページの強化ではないでしょうか。しかし、現在のように在宅勤務が中心の場合には「担当者個人への依存」または「外部の専門家へ丸投げ」といったように無理が生ずることにもなり兼ねませんので、そのような事態は当然、避けるべきです。
まずは、「オンラインを使ったインナーブランディング」そして「オンラインを使った外部コミュニケーション」と、段階を経て、焦らず「様々な施策を無駄にしないよう」冷静に判断しましょう。

そして、動けない期間こそ「経済的負担の軽減」や「個人負担の軽減」を優先的に考えたブランドの活動をお勧めいたします。

まず、オンラインの特性を理解して「策を練る方法」を2つ紹介します。

◯録画型のyoutube等をこの機会に活用する。
このタイプは録画映像をアップするオンライン手段です。視聴者が繰り返し見たいところを「いつでも、何度でも、見ながら」1つの内容を深めるには、とても優れています。

◯参加型のウェビナーをこの機会に活用する。
このウェビナーとは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を掛け合わせた造語です。その名の通りインターネットを活用し、動画などを利用してセミナーを配信するセミナー形態のことを言います。ブランド先進国のアメリカでも主流で、マーケティング戦略のひとつとしても考えられています。この機会にブランド活動にも取り入れてはいかがでしょうか。

そして、このウェビナーも最近では複数のやり方が出てきていますので、大きく2つの特徴に分け「どのようなものなのか?」もご紹介します。

まず、「チャット参加型のウェビナー」
このタイプは生配信となるオンライン手段です。視聴者はチャットなどで登壇者との交流が出来ます。例えば、下記のようなものが該当します。
・Schoo(スクー)
・youtubeライブ配信
・Facebookライブ配信
・コクリポ
・ニコニコ動画
ライブ配信のため、自分も一緒に参加していると感じることが、この手のタイプの特徴です。

そして、もうひとつは「参加型のウェビナー」
このタイプも生放送・生配信なので直接視聴者に発言を求めたり、ペア・ディスカッションにも向いています。
また、多くの会社がZoomの「ブレイクアウトルーム機能」を使っています。これは参加者を少人数のグループに分けたり、参加者とのディスカッションを直接行えますので、いちばんリアルセミナーに近い形ということで、最近は大学の授業や勉強会でも頻繁に使われています。

このようにオンラインでも、ブランドの活動は可能です。最大の特徴として、参加者は気軽に視聴することができ、運営側はコストをかけず、手軽にイベントや会議の開催が可能です。この機会にオンラインを活用した「感染予防も取り入れたブランド活動」をしてみてはいかがでしょうか。

最後に、いまも最前線で戦う医療従事者へ敬意を表し、1日でも早い終息により皆様のブランド活動が再開できることを楽しみにしています。
また、私たち「Ame to Tsuchi, Inc.」のブランディング姿勢でもある。自分ゴトとして、専門家として、成長するブランドの芽が絶えぬよう、「戦う勇気、続ける勇気」を少しでも皆様へ届けられることを願います。

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