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【コロナと戦う、ブランド力】その5, デジタルを活用したマーケティングの必要性

【コロナと戦う、ブランド力】その5, デジタルを活用したマーケティングの必要性

前回までの「続、コロナと戦う、ブランド力」では、ウィズコロナ時代、アフターコロナ時代のブランド力の向上についてお伝えしてきました。そして、今回の特集記事ではそのブランド力を高めるために欠かせないデザインや経営観点からみた「ブランドアプローチ」について、全8回のレポートにまとめています。
今までのやり方や視点にとらわれず、発想の起点を切り替えることで新しい発見が生まれたり、経営の本質的な部分を見つめる良いきっかけにしていただき、皆様の今後のブランド活動にもお役立てください。

“Ame to Tsuchi, Inc. Branding Report”

総務省統計局が調査した「家計消費状況調査2018年版」によると、ネットショッピング利用世帯の割合は39.4%。これだけを見ると4割にも満たないと思われるかもしれません。

しかし、この調査を開始した2005年はわずか5.3%。つまり13年間で約8倍増加していることになります。

また年齢別で見ると、40歳未満は62.4%と6割を超えています。この結果からも、多くの人がネットを活用して商品を購入することはもはや日常になっているといえるでしょう。

そこで、今ネットショッピングにも大きな影響を与えるデジタルを活用したマーケティングについて、必要性や代表的な手法をお伝えします。

デジタルマーケティングの必要性

市場が成熟し、モノ余りの時代と言われている昨今、そのなかでネットショッピングの成長は右肩上がりです。

背景には、インターネットの普及とそれによってあらゆるものがインターネットで購入できるようになったことが挙げられます。

そして、それ以上に大きいのがスマートフォンの普及です。いつでもどこでも気軽にインターネットに接続できるようになったことが、ネットショッピングの右肩上がりの成長に大きく貢献しているといっていいでしょう。

そこで、企業は従来のテレビ、新聞、雑誌を活用したマーケティング以外にも、インターネットを駆使したマーケティングが必須となりました。

ネットを駆使したマーケティングといえば、GoogleやYahoo! の検索連動広告、SEO対策などが一般的です。これらはWebマーケティングといって、主に自社のWebサイトやECサイトに誘導、もしくはリピーター対策として効果を発揮します。では、デジタルマーケティングはこれとは異なるのでしょうか?

デジタルマーケティングというと、インターネットを駆使するマーケティングであることは間違いありません。

しかし、デジタルマーケティングはより幅広い領域でのマーケティングを意味します。それはWebマーケティングの領域ももちろん含みますが、それ以外にSNSや口コミサイトなど自社のWebサイト以外のネットサービスが挙げられます。
そして、スマートウォッチ、スマートスピーカー、ロボット掃除機といったスマート家電、電子マネー、デジタルサイネージなどあらゆるデジタルデバイスもデジタルマーケティングの領域に含まれます。

ネットショッピングが普及し始めた時点では、検索連動広告やSEO対策だけでも、ユーザーに選んでもらうことが可能でした。しかし現在では、SNS、口コミサイトなどあらゆるネットサービスを駆使しないと、ユーザーに気づいてもらうことが難しくなっています。

また、スマートフォンの登場により、アプリ経由でのユーザー獲得も増加するなど、デジタル領域でユーザーとの接触ポイントが無数に増えたことで、Webマーケティングだけではなく、デジタルデバイスも含めたマーケティング施策を行うことが重要になっているのです。

デジタルマーケティングの代表的な手法とその特徴

では、実際、デジタルマーケティングを導入しようと思ったらどういった手法があるのでしょう。ここで、代表的なものをいくつか紹介します。

【コンテンツによる誘導】
いわゆるコンテンツマーケティングと呼ばれる手法です。従来、SEO対策では、ユーザーが検索の際に利用しそうなキーワードを予測し、そのキーワードをコンテンツのなかに含めることで、検索上位表示を狙いました。
コンテンツマーケティングでもキーワードを含めることは変わりませんが、それよりも、ユーザーが知りたい情報を提供することの方に重点を置いたマーケティング手法です。ユーザーの疑問を解決することで、自社を信頼してもらい購入につなげます。

【動画コンテンツによる誘導】
YouTubeが代表的ですが、最近ではInstagramやTwitter、Facebook、TikTokでも短い動画コンテンツをつくり、自社のWebサイトへ誘導します。
テレビCMのような本格的なものもあれば、TikTokで流行っている一般ユーザーの投稿のようなものまで、種類はさまざまです。
アイデアや工夫が必要で手間がかかりますが、テキストだけよりも閲覧してもらえる確率が高くなるメリットがあります。

【デジタルクーポンの配布による誘導】
実店舗に来訪時、自社のWebサイトに会員登録することで、クーポン券をプレゼントというのもデジタルマーケティングの一種です。
その場ですぐ利用できるため、登録のハードルを下げられるメリットがあります。しかし、ユーザーにとって魅力のある情報を継続的に提供しないと、クーポンを配布するだけで終わってしまう可能性もあります。

ユーザーとの接触ポイントをどれだけ絞れるかがポイント

今後は、今以上にデジタルデバイスが増え、デジタルに囲まれた生活が当たり前となっていきます。そうなればデジタルマーケティングの効果もより高くなり、企業はデジタルマーケティングを取り入れなければ生き残っていくことも難しくなっていくでしょう。

しかし、大手企業以外では、すべてのデジタル領域で存在を示し、ユーザーにアピールしていくことは人的リソースの面からもコスト的にも簡単ではありません。そこで重要なことは、自社のターゲットを明確にし、そのターゲットが多く利用するポイントに絞ってマーケティングを仕掛けることです。

そのためには、データの蓄積、分析が非常に重要となりますが、実はそれこそがデジタルマーケティングの本質であり、そうした意味でももしまだとりかかっていないのであれば、少しでも早くデジタルマーケティングの導入を検討されることをおすすめします。

いかがでしたか?
新たな時代に入ろうとしている今、経営戦略や事業計画を立てる上流工程で、デザイナーやクリエイターをうまく経営に巻き込むことも大切です。
そして、時代環境の変化に応じられる柔軟力や課題解決への力こそ、これからの経営者にとって大事なテーマと言えるでしょう。


最後に、いまも最前線で戦う医療従事者への敬意を表し、「ブランドの芽が絶えぬよう、戦う勇気、続ける勇気」を少しでも皆様へ届けられることを願います。

次回、5月5日の配信では “企業の売上アップにはホームページ集客が重要!” についてお届けします。
どうぞお楽しみに。

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