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WEBブランディングとは?目的と行う内容

WEBブランディングとは

ITの認識が広まってきた現代で、「WEBブランディング」という言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。
一見、難しそうな言葉ですが、取り組むことで大きな効果を得られる可能性を秘めています。

また、インターネットやスマートフォンが普及した背景により、多くの企業でWEBブランディングが取り組まれています。

本記事では、「WEBブランディングから、その目的」までを詳しくご紹介しています。
「WEBブランディング」という言葉だけしか知らなくても理解できる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

WEBブランディングとは

WEBブランディングは、WEBサイトを通じて企業の魅力や実際の商品・サービスを伝える手法の一つです。
企業とユーザーをつなげるためのWEBサイトですので、ブランディングをする際は明確な目的が必要となってきます。

また、WEBブランディングでサイトを立ち上げたとしても、情報提供だけでストップしてしまっている企業も存在しています。
企業とユーザーの体験などを共有することで、既存のユーザーから新規のユーザーまで信頼を獲得することができるでしょう。

こちらの記事では、WEBサイトを含むブランディングデザインの解説をしています。
WEBブランディングについて見識を深めたい方は、ぜひご覧ください。

【関連記事】ブランディングデザインとは?会社のイメージ向上のためにできること

 

WEBブランディング行う目的

WEBブランディングの目的を理解することで、今後の取り組みに大きく影響が出ます。
何のために取り組んでいるのか、自社のゴールは何かを社内で共有するところから始めましょう。
せっかくWEBブランディングをしたいと思っていても、それに取り組む人たちの間で目的が統一されていなければ、望んだような成果は得られません。

この章では、「WEBブランディングを行う目的」についてご紹介しています。
WEBブランディングを初めて行う方にも分かりやすいように説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

目的①ブランド認知

WEBブランディングに取り組むことで、ブランド認知獲得が期待できます。

注意していただきたいポイントとして、認知と知名度の定義の違いを認識するようにしてください。
認知は「名前だけでなく、内容まで知っている」ことに対し、知名度は「名前を知られている」ことを指します。
よって、WEBブランディングに取り組むことで、自社の名前だけでなく、商品やサービスの内容を消費者に知ってもらうことに繋がります。

また、事業内容や企業の強みに加え、どのような価値を社会に提供するのかといったコンセプトの部分まで発信することで、消費者からの信頼を獲得することに繋がります。

 

目的②ブランド共感

ブランド共感を生み出すための手段としても、WEBブランディングは有効でしょう。

WEBサイトを訪れてくれたユーザーに対して、「こんなお悩みの方に喜んでいただきたい」「こんなビジョンをもって取り組んでいる」のようなメッセージを届けることが重要です。

メッセージを届ける際の注意としては、消費者目線で伝えることです。
「利用してくれる消費者にどのような価値を届けられるのか?」という点に重きにおいてメッセージを設定していきましょう。

 

目的③ブランドのファンを獲得

WEBブランディングを徹底することで、ブランドに対するコアなファンを獲得することができます。

今までお伝えした「認知と共感」をしてくれた消費者は、連続して商品を買ったりサービスを利用してくれたりするリピーターのようなファンになりえます。
ファンを多く獲得することで、ほかの人に広がるだけでなく、当然ながら自社の売り上げも自然と上がっていきます。

スマートフォンが普及した現代ではファンによって簡単にブランドの認知度は広がります。
誰もがSNSで気軽に情報発信をすることができるので、WEBブランディングの設計をするだけで、余計な広告費をかけずに世の中に認知される可能性があります。

以上から、WEBブランディングではまず何よりも「ファンの獲得」が一番の目的と考えていいでしょう。

 

WEBブランディングを行うことで得られる効果

WEBブランディングを行うことで様々な効果が期待されますが、ここでは3つの効果をご紹介します。
『WEBブランディングを行っても、本当に効果を得られるのか分からない」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

効果①イメージアップによる他社との差別化

ブランディングに力を入れることで、商品やサービスに付加価値をつけることが期待されます。

商品やサービスが良いだけでなく、「持っているだけでその人のイメージが上がる」など、消費者のステータスを上げるような価値を与えることができるからです。
ラグジュアリーブランドである「Gucci」や「エルメス」などがその例に当たります。

付加価値を消費者に与えることで、「少々、高額でもこの製品を購入したい」など他社との差別化を図ることができるのです。

 

効果②採用活動の効率化

WEBブランディングを成功させることで、採用活動の効率も大きく向上します。

ブランディングを成功させることでその企業に対する社会からのイメージが上がるため、当然求職者にとっても魅力的に写ります。
消費者が企業名を見て「この商品・サービスを提供している会社」とイメージできるように、ブランディングが確立された企業であれば求職者もそこでも働くイメージが湧くのです。

効果③広告費の削減につながる

WEBブランディングを徹底し連続的に商品を買ってくれたり、サービスを利用してくれたりするファンを獲得できれば、結果的に広告費の削減に繋がります。

一般的な広告は都度出稿するたびに当然広告費がかかります。
一方、一度WEBサイトを立ち上げ、そこからのブランディングに成功すれば、後はサイトを運営し、定期的にコンテンツを更新していくのみでそれ以外の広告費を削減することが期待できます。

 

WEBブランディングを行う上での注意点

WEBブランディングを成功させることで得られるメリットは計り知れませんが、一方で注意すべき点もあります。
この章では、「WEBブランディングを行う際の注意点」についてご紹介しています。

 

注意点①ターゲットを誤らないこと

WEBブランディングでターゲットを定めることは非常に重要です。

たとえば、従来のテレビCMなどと違って、WEBブランディングによるコンテンツは不特定多数の方が見るわけではありません。
年齢層や嗜好等、なるべく具体的なターゲットを定めましょう。
ターゲットを絞ることで、コンテンツに対する反応率が高くなり、結果的に消費行動に繋がりやすくなるでしょう。

一度絞ったターゲットに訴求できるブランディング手法を取ることで、高いコストパフォーマンスを期待できます。

 

注意点②効果に即効性を求めないこと

WEBブランディングは、戦略を練り実行し、結果を見直し次なる策を考える、つまりPDCAを回し続けることが不可欠です。
そのため、短期的に売上を伸ばしたいと考える事業者には向かない手法と言えるでしょう。

WEBブランディングは直近の売上アップに寄与するものではなく、長期的な投資と捉えることが大切です。

 

目的を意識し長期的な視点を持ってWEBブランディングを行おう

いかがでしたでしょうか。

今回の内容を簡単にまとめます。

  • WEBブランディングでは、ブランド認知からファンの獲得まで期待できる。
  • WEBブランディングは、売り上げだけでなく、採用活動などにも好影響をもたらす
  • WEBブランディングを行う際は、ターゲットを設定し地道に取り組むことが成果に繋がる

インターネットが普及した現在では、多くの企業がWEBブランディングを行っています。
しかし、ブランド認知からファンの獲得まで、どのぐらいの企業が成功しているでしょうか?

多くの企業が存在する中で差別化を図るためにも、ブランディング設計は重要になります。
目先だけの利益を考えず、長期的な目線をもって取り組みましょう。

あめとつち株式会社は、ブランディングデザインによる企業成長のサポートをしている会社です。
デザインからマーケティングまで幅広い観点から課題解決を行っておりますので、お困りごとがある際にはぜひ私たちにご相談ください。

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